月: 2020年4月

猫伝染性腹膜炎(FIP)の漢方薬治療・猫のコロナウイルス

コロナのウイルスの問題で、世の中は、大変なことになっています。中国での報道では、猫でもお互いに、今の人間に猛威をふるっているコロナウイルスが感染、伝搬するとのことです。香港では犬も感染したとか。ただし、人間のように、重症化して、亡くなるような症例はまだ聞いていないですし、ウイルスの宿主特異性があるので、まだ獣医としてはあまり心配していないのが現状です。ただ、キャリアとして、人に逆に感染させることになる可能性がまだ否定できないので、様子見ではあります。

ただ、コロナウイルスで、昔から猫でおそれられているのは、猫伝染性腹膜炎(FIP)といって、発症したら、まず西洋医学では、治療法をもたない病気です。ただし漢方薬では、治療できることがあります。もちろん重症化した子は、助けられない、とても難しい病気ですので、来院した猫の、半分くらいしか助けられないのが現状です。ただ早くに治療を開始できた子は、治ります。下は、生後7,8ヶ月くらいで同居猫(この子は治療前にFIPで亡くなりました)からおそらく感染したメイクーンのけいちゃんです。9ヶ月くらい治療して、ほぼ完治しました。今は元気いっぱいです。

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