月: 2014年9月

シーズーのお尻(陰部)の腫瘍

シーズーのモモちゃんは、14歳。陰部に1か月で直径2、3cmの腫瘍ができてしまいました。心臓も悪いので、手術もできないので、漢方治療をしに来院されました。5ヶ月で、すっかりなくなりました。ただ、心臓が悪いの、今は心臓の漢方治療をしています。
4月
6月すこししぼみました。
9月すっかりなくなりました

ヨークシャテリアの慢性下痢(IBD)

ヨークシャテリアの小太郎くんは、5歳。何ヶ月も下痢軟便がつづき、IBDと診断されて、他院でステロイドで治療していました。アルブミンが1.1とかなりおち、腹水もたまってきたため、免疫抑制量のアステロイドと免疫抑制剤が投与され、次は抗がん剤が投与されるということで、違う治療法はないかと、漢方治療をしに来院されました。2mg/kgという大量のステロイドを減らすのが大変でしたが、半年かけて、ほぼ1/10に減らすことができました。リバウンドがこわいので治療に時間がかかってしまいますが、まあ元気食欲ある普通の生活をしながら(もちろん便も普通の便)の半年なので、ゆっくり治療できました。アルブミンが低下するタイプのIBDは、西洋医学では、ステロイドや免疫抑制剤で免疫力をさげてしまうのが普通ですが、そうすると、臓器の負担など、なかなか予後が難しいので、免疫力をあげながら治療するのが、漢方治療の特徴です。

アラスカンマラミュートの肝細胞癌

以前も掲載したアラスカンマラミュートのレオンちゃんは12歳になりました。肝細胞癌と分かってから漢方治療はじめて、これで3年たちます。
今は、目や足腰が弱ってきて老化の衰えを感じますが、なんとか寿命をまっとうさせてあげたいと思います。癌だけでなく、自然な老化を漢方薬で支えていけたらとの想いです。

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