アビシニアンのラブちゃんはまだ2才。好酸球性肉芽腫(猫のアトピー性皮膚炎)で、あごから下の皮膚や、お腹が赤くただれてしまいます。今までステロイド、アトピカ(免疫抑制剤)で治療してきましたが、よくならないので、漢方薬治療に望みをかけてこられました。はじめ診た時は、全身性エリテマトーデス(全身性紅斑性狼瘡)のようを呈していて、おそらく自己免疫性の皮膚炎だと思われましたので、とにかく免疫力を上げることに重きをおいて、漢方薬治療をしました。飼い主さんの消毒という外側からと、漢方薬で内側からと2ヶ月治療して、だいぶん改善されてきました。後一息なのですが、ここからが難しいと思いますので、慎重に漢方治療をつづけていきます!
初診時
2ヶ月後
アビシニアン猫のアトピー性皮膚炎(好酸球性肉芽腫)、自己免疫性皮膚炎 | |