ウエスティのりょうまくんは3才。生後5ヶ月から皮膚病や、下痢で、アレルギーだといわれてきました。下痢は食事をアレルギー食にして治ったようですが、皮膚のほうは治らず、アトピー性皮膚炎といわれ、インタードッグをを28回もうっても治らないので、結局ステロイドでかゆみを抑えてきました。今回、漢方治療を試してもらったのですが、2ヶ月かけて慎重にステロイドをぬき、4ヶ月経った今は、皮膚はずっとよくなりました。
猫ちゃんは、ワンちゃんに比べて、免疫力が高いので、腫瘍ができることはまれです。そんな猫ちゃんが腫瘍ができてしまうと、悪性度が高い事が多いので、つらいです。13才の雑種の猫のペコちゃんはもっとも悪性度が高い癌の一種である炎症性乳がんの疑いで、5月に来られました。これはとても浸潤性や悪性度が高く、へたに手術して取り残しがあると、あっと言う間にそれが広がり、すぐ亡くなってしまう、怖い癌ですので、飼い主さんは、地元の獣医さんとも相談して、手術ではなく、漢方治療を選択され来院されました。今まで食欲、元気おちることなく頑張ってくれていますが、腫瘍自体は少しづつ大きくなっているので、心配です。なんとかここを乗り越えてくれることを祈っています。漢方治療によって、勝てる癌もあれば、勝てない癌もあるのです。しかし、この治療によって、食欲元気のある良い生き方、良い死に方をしてもらうことも、大切な治療目的です。
チワワの子犬(幼犬)のノイちゃんは、生後3ヶ月で身体の皮膚が赤く、かゆみがでてきてしまいました。ワクチンをうってもらう獣医さんから、この子は一生アトピー性皮膚炎かもしれないと宣告され、ショックで、漢方治療にこられました。でも1ヶ月で赤みもかゆみもおちつき、2ヶ月で漢方もやめても大丈夫なほどに回復しました。やはり若いので、体質改善は、あっという間ですね。体質改善は早ければ早いだけよいです! 治療し始めの、生後3ヶ月のノイちゃん。胸や手の皮膚が赤い。(今はもう赤くないそうです)
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