月: 2012年8月

肝臓の悪性癌(悪性腫瘍)の漢方治療

レオンちゃんはもうじき10才。肝臓の細胞を摘出し、悪性の肝細胞癌と判明して、漢方薬治療を選択し、治療開始後、はや1年たちました。特に大きな病気もなく、体調をくずすこともなく、この一年間、元気にすごしてこれてよかったです。このまま楽しく長生きしてもらいたいです。でもアラスカの犬ですから東京の夏はやはり暑くてしんどそうです。
愛知のハルペッツクリニック

ポメラニアンの脱毛 アロペジアの治療

ポメラニアンのララちゃんは、7才。生後六ヶ月から自己免疫疾患をもっていたりして、ステロイド治療をしたり、身体の弱い子でした。昨年の秋から、身体の毛がぬけてきて、脱毛がすすみ、来院されました。みたところアロペジアに似た病気と考え、漢方治療して6ヶ月。すっかり全身にフサフサの毛が生えてきました!体力的にも改善をするように治療しましたので、以前より活動的になったと思います。

フレンチブルのアトピー性皮膚炎

フレンチブルのおさむちゃんは、もうすぐ9才。1才から皮膚病で困っていました。ここ2年はステロイドが欠かせなくなって、このままではどうしたものかと困り、漢方治療をしに来られました。
まずステロイドは1月半で止める事ができ、一安心です。
次は、顔の痒みをとることなのですが、これには、精神的な要因が、まざっていましたので、よくなったり、悪くなったりと変化していますが、4ヶ月たった今、ゆっくりよいほうに収束していくような治療経過で、もう少しかかります。
なにより、おさむちゃんという名前がなんかピッタリな
漢方治療前のおさむちゃん。

ダックスの脂肪織炎

ダックスのくーちゃんは、5才。去勢時の糸がきっかけでなった脂肪織炎で、ステロイドが欠かせなくなって、3年以上たちました。炎症が左目にとんで、もう片方の目は見えません。白血球も3万以上にあがり、慢性の炎症がつづいている状態で心配になり、漢方治療をしに来院されました。2ヶ月の治療で脂肪織炎もなくなりました。ステロイドも慎重に減らしていったのですが、ステロイドを全部なくすと、免疫介在性の貧血の症状がでてしまうため、脱ステロイドが大変でした。今はステロイドではなく、免疫抑制剤で貧血はコントロールできているようです。脂肪織炎は免疫疾患なのですが、ステロイドで治療するとどんどん免疫力が低下し、引き続きさらなる免疫疾患を引き起こしてしまう可能性があります。うまく漢方薬で免疫力をあげながら、治療すると、そういう心配はしなくてよいのです。なかなか大変ですが、がんばって乗り越えています!

熱射病に気をつけてください

蒸し暑い日がつづき、鼻の短い犬種にとっては、散歩にいってもすぐ息がきれてしまいますので、熱射病に要注意です。しかも皮膚病が出やすいので、膿皮とよばれるかさぶたがお腹や背中にできていないか、これも注意しないといけない季節です。シーズのししまるちゃんも皮膚が膿皮がでやすく、外耳炎にもなりやすいので、漢方で体質改善しています。もう元気いっぱいです!
小さなけものと化した、ししまるちゃんとぴのちゃん (どちらもシーズです)

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