レオンちゃんはもうじき10才。肝臓の細胞を摘出し、悪性の肝細胞癌と判明して、漢方薬治療を選択し、治療開始後、はや1年たちました。特に大きな病気もなく、体調をくずすこともなく、この一年間、元気にすごしてこれてよかったです。このまま楽しく長生きしてもらいたいです。でもアラスカの犬ですから東京の夏はやはり暑くてしんどそうです。
愛知のハルペッツクリニック
月: 2012年8月 | レオンちゃんはもうじき10才。肝臓の細胞を摘出し、悪性の肝細胞癌と判明して、漢方薬治療を選択し、治療開始後、はや1年たちました。特に大きな病気もなく、体調をくずすこともなく、この一年間、元気にすごしてこれてよかったです。このまま楽しく長生きしてもらいたいです。でもアラスカの犬ですから東京の夏はやはり暑くてしんどそうです。 ダックスのくーちゃんは、5才。去勢時の糸がきっかけでなった脂肪織炎で、ステロイドが欠かせなくなって、3年以上たちました。炎症が左目にとんで、もう片方の目は見えません。白血球も3万以上にあがり、慢性の炎症がつづいている状態で心配になり、漢方治療をしに来院されました。2ヶ月の治療で脂肪織炎もなくなりました。ステロイドも慎重に減らしていったのですが、ステロイドを全部なくすと、免疫介在性の貧血の症状がでてしまうため、脱ステロイドが大変でした。今はステロイドではなく、免疫抑制剤で貧血はコントロールできているようです。脂肪織炎は免疫疾患なのですが、ステロイドで治療するとどんどん免疫力が低下し、引き続きさらなる免疫疾患を引き起こしてしまう可能性があります。うまく漢方薬で免疫力をあげながら、治療すると、そういう心配はしなくてよいのです。なかなか大変ですが、がんばって乗り越えています! |