臨床例6-アトピー性皮膚炎を精神疾患として治療 その3

ニューファウンドランド犬のひめちゃんは、5歳。1年前から膿皮症が繰り返しでき、それがいろんな抗生物質でも治療できず、かゆみが増し、アトピー性皮膚炎となり結局、毎日5mgのステロイドを内服して、かゆみを止めている状態でした。

血液のアレルギー検査やホルモン検査も行い、食事療法もし、独自の漢方薬も試し、様々な抗生物質も試したそうですが、一向によくならず、60kgはある大きな身体全体でかくので、とてもかわいそうで飼い主さんも見ていられませんでした。

ハルペッツクリニックで漢方治療を初め、一ヶ月でステロイドは抜くことが出来ました。が、半年ほどして、体質改善が終わっているにもかかわらず、完全に膿皮をなくすことができず、いっきに膿皮やかゆみが悪化することがありました。花粉症などの季節性のアレルギーもあったのですが、よく入院して調べてみると、精神的な要因の皮膚病が最も皮膚病の大きな原因であることが分かりました。

そして精神的な治療にしぼって、漢方薬や行動療法をすることで、ほぼ皮膚病をコントロールすることができるようになりました。ただ、やはり、精神的に負担があるときとか、花粉症の時期には、少し膿皮がでますが、すぐに対処して治療できるので、飼い主さんも安心してみていられるようになりました。

ハルペッツクリニックにきて2年たったひめちゃん。


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